コマンドリファレンス(postprocessモード)
postprocessモードのコマンド一覧です。
後処理(画像分類判定) : iinfer -m postprocess -c cls_jadge <Option>
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--ok_score_th |
クラススコアがこの値以上のものはok判定されます |
|
--ok_classes |
ok_score_th を指定する場合は ok_classes か ok_labels が〇 |
okクラスに含めるクラスindexを指定します。複数指定できます。 |
--ok_labels |
ok_score_th を指定する場合は ok_classes か ok_labels が〇 |
okクラスに含めるクラスラベルを指定します。複数指定できます。 |
--ng_score_th |
クラススコアがこの値以上のものはng判定されます |
|
--ng_classes |
ng_score_th を指定する場合は ng_classes か ng_labels が〇 |
ngクラスに含めるクラスindexを指定します。複数指定できます。 |
--ng_labels |
ng_score_th を指定する場合は ng_classes か ng_labels が〇 |
ngクラスに含めるクラスラベルを指定します。複数指定できます。 |
--ext_score_th |
クラススコアがこの値以上のものはgray判定されます |
|
--ext_classes |
ext_score_th を指定する場合は ext_classes か ext_labels が〇 |
grayクラスに含めるクラスindexを指定します。複数指定できます。 |
--ext_labels |
ext_score_th を指定する場合は ext_classes か ext_labels が〇 |
grayクラスに含めるクラスラベルを指定します。複数指定できます。 |
--output_image <後処理結果画像の保存先ファイル> |
後処理結果画像の保存先ファイルを指定します |
|
--nodraw |
推論結果画像にbbox等の描き込みを行いません。 |
|
-P,--output_preview |
判定結果画像を`cv2.imshow`で表示します。 |
後処理(コマンド実行) : iinfer -m postprocess -c cmd <Option>
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--cmdline <任意のコマンド> |
実行するコマンドを指定します。設定される環境変数は outputs , output_image です。この値は一時ファイルのファイルパスです。 |
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--output_image_ext <出力する画像タイプ> |
出力画像のフォーマットを指定します。指定可能な画像タイプは bmp , png , jpeg |
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--output_maxsize <最大サイズ> |
コマンド実行結果をキャプチャーする最大サイズを指定します。 |
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-o, -output_json <処理結果jsonの保存先ファイル> |
このオプションは使用できません |
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-a, -output_json_append |
このオプションは使用できません |
後処理(CSV出力) : iinfer -m postprocess -c csv <Option>
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--out_headers |
出力するヘッダーを指定します。複数指定できます。 |
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--noheader |
ヘッダー行の出力を行いません。 |
|
--output_csv <処理結果csvの保存先ファイル> |
内容をcsvで保存します。これを指定した場合、標準出力は行いません。 |
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-o, -output_json <処理結果jsonの保存先ファイル> |
このオプションは使用できません |
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-a, -output_json_append |
このオプションは使用できません |
|
-f,--format |
このコマンドではこのオプションは無視されます。 |
後処理(物体検知個所切り出し) : iinfer -m postprocess -c det_clip <Option>
ObjectDetectionで検知した個所を切り出し、caprute形式のcsvで出力します。
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--image_type <出力する画像タイプ> |
出力する画像のタイプを指定します。指定可能な画像タイプは bmp , png , jpeg , capture |
|
--clip_margin <マージン幅> |
検視したbboxの周囲に余白を設けるピクセル数です。但し、元画像の外側に余白が出る場合は、確保できるだけ余白を取得します。 |
|
--output_csv <処理結果csvの保存先ファイル> |
内容をcsvで保存します。これを指定した場合、標準出力は行いません。 |
|
-o, -output_json <処理結果jsonの保存先ファイル> |
このオプションは使用できません |
|
-a, -output_json_append |
このオプションは使用できません |
|
-f,--format |
このコマンドではこのオプションは無視されます。 |
後処理(顔認識用ストアファイル生成) : iinfer -m postprocess -c det_face_store <Option>
Face Detection and Recognitionで検知した顔特徴データを個所を切り出し、顔認識ストアファイルを生成します。顔認識ストアファイルの使用方法は以下のとおりです。 1. 生成したファイルをテキストエディタで開き、face_label項目に名前を入力します。 2. 生成したファイルを client モードの deploy コマンドの --model_conf_file オプションに指定し、上書きデプロイします。 3. デプロイしたモデルを client モードの start コマンドで起動します。 4. 起動したモデルに対して、 client モードの predict コマンドで推論を実行します。 5. 推論結果の output_labels に顔認識結果が出力されます。
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--image_type <出力する画像タイプ> |
出力する画像のタイプを指定します。指定可能な画像タイプは bmp , png , jpeg , capture |
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--face_threshold <顔スコアに対する閾値> |
顔スコアが閾値以下の場合は、顔特徴量ストアに含まれないようにします。※1 |
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--clip_margin <マージン幅> |
検視したbboxの周囲に余白を設けるピクセル数です。但し、元画像の外側に余白が出る場合は、確保できるだけ余白を取得します。 |
※1 : 顔特徴量ストアに登録されている顔特徴量と、推論結果の顔特徴量との差が顔スコアになります。
後処理(物体検知フィルター) : iinfer -m postprocess -c det_filter <Option>
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--score_th |
bboxのクラススコアがこの値以下のものは除去します。 |
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--width_th |
bboxの横幅がこの長さ以下のものは除去します。 |
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--height_th |
bboxの縦幅がこの長さ以下のものは除去します。 |
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--classes |
このクラス以外のbboxは除去します。複数指定できます。 |
|
--labels |
このラベル以外のbboxは除去します。複数指定できます。 |
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--output_image <後処理結果画像の保存先ファイル> |
後処理結果画像の保存先ファイルを指定します |
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--nodraw |
推論結果画像にbbox等の描き込みを行いません。 |
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-P,--output_preview |
推論結果画像を`cv2.imshow`で表示します。 |
後処理(物体検知判定) : iinfer -m postprocess -c det_jadge <Option>
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--ok_score_th |
クラススコアがこの値以上のものはok判定されます |
|
--ok_classes |
ok_score_th を指定する場合は ok_classes か ok_labels が〇 |
okクラスに含めるクラスindexを指定します。複数指定できます。 |
--ok_labels |
ok_score_th を指定する場合は ok_classes か ok_labels が〇 |
okクラスに含めるクラスラベルを指定します。複数指定できます。 |
--ng_score_th |
クラススコアがこの値以上のものはng判定されます |
|
--ng_classes |
ng_score_th を指定する場合は ng_classes か ng_labels が〇 |
ngクラスに含めるクラスindexを指定します。複数指定できます。 |
--ng_labels |
ng_score_th を指定する場合は ng_classes か ng_labels が〇 |
ngクラスに含めるクラスラベルを指定します。複数指定できます。 |
--ext_score_th |
クラススコアがこの値以上のものはgray判定されます |
|
--ext_classes |
ext_score_th を指定する場合は ext_classes か ext_labels が〇 |
grayクラスに含めるクラスindexを指定します。複数指定できます。 |
--ext_labels |
ext_score_th を指定する場合は ext_classes か ext_labels が〇 |
grayクラスに含めるクラスラベルを指定します。複数指定できます。 |
--output_image <後処理結果画像の保存先ファイル> |
後処理結果画像の保存先ファイルを指定します |
|
--nodraw |
推論結果画像にbbox等の描き込みを行いません。 |
|
-P,--output_preview |
判定結果画像を`cv2.imshow`で表示します。 |
後処理(HTTPリクエストの実行) : iinfer -m postprocess -c httpreq <Option>
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--json_without_img |
JSONの送信時に画像を含めず送信します。" |
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--fileup_name <パラメータ名> |
〇 |
推論結果の画像をPOSTするときのパラメータ名を指定します。省略すると file が使用されます。 |
--outputs_url <URL> |
〇 |
推論結果のJSONをPOSTするURLを指定します。 |
--output_image_url <URL> |
推論結果の画像をPOSTするURLを指定します。 |
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--output_image_ext <フォーマット> |
推論結果の画像をフォーマットを指定します。 bmp , png , jpeg が指定できます。 |
|
--output_image_prefix <接頭語> |
推論結果の画像の接頭語を指定します。省略すると output_ が使用されます。 |
|
-o, -output_json <処理結果jsonの保存先ファイル> |
このオプションは使用できません |
|
-a, -output_json_append |
このオプションは使用できません |
後処理(領域ボックス検知) : iinfer -m postprocess -c seg_bbox <Option>
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--del_segments |
セグメンテーションマスクを結果から削除します。結果容量削減に効果があります。 |
|
--output_image <後処理結果画像の保存先ファイル> |
後処理結果画像の保存先ファイルを指定します |
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--nodraw |
推論結果画像にbbox等の描き込みを行いません。 |
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--nodraw_bbox |
推論結果画像にbboxの描き込みを行いません。 |
|
--nodraw_rbbox |
推論結果画像に回転bboxの描き込みを行いません。 |
|
-P,--output_preview |
推論結果画像を`cv2.imshow`で表示します。 |
後処理(領域検知フィルター) : iinfer -m postprocess -c seg_filter <Option>
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--logits_th |
ピクセルごとのクラススコアがこの値以下のものは除去されます |
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--classes |
このクラス以外のマスクは除去します。複数指定できます。 |
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--labels |
このラベル以外のマスクは除去します。複数指定できます。 |
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--output_image <後処理結果画像の保存先ファイル> |
後処理結果画像の保存先ファイルを指定します |
|
--nodraw |
推論結果画像にマスクの描き込みを行いません。 |
|
--del_logits |
セグメンテーションスコアを結果から削除します。結果容量削減に効果があります。 |
|
-P,--output_preview |
推論結果画像を`cv2.imshow`で表示します。 |
後処理(showimg転送) : iinfer -m postprocess -c showimg <Option>
Option |
Required |
Description |
---|---|---|
-i,--input_file <推論結果ファイル> |
--stdin を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果をファイルで指定します。 |
--stdin |
--input_file を指定しない場合〇 |
後処理させる推論結果を標準入力から読み込みます。 |
--host <IPアドレス又はホスト名> |
Redisサーバーのサービスホストを指定します。 |
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--port <ポート番号> |
Redisサーバーのサービスポートを指定します。 |
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--password <パスワード> |
Redisサーバーのアクセスパスワード(任意)を指定します。省略時は password を使用します。 |
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--svname <推論サービス名> |
推論サーバーのサービス名を指定します。省略時は server を使用します |
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--maxrecsize <最大レコードサイズ> |
Redisサーバーに保存する推論結果の最大レコードサイズを指定します。 |